〈エルフの長靴〉亭

D.E.の雑記ブログ

宇都宮ライトレール線(ライトライン)に乗ってきた

JR宇都宮駅から東に行く用事があったため、芳賀・宇都宮ライトレール線(宇都宮ライトレール、宇都宮LRT、ライトライン)に乗りました。開通から1か月以上経ち、特に珍しくもなくなってきていますが、個人的記録として。未だライトレールなんだかライトラインなんだかはっきりしない

宇都宮駅東口駅に停車するライトライン

宇都宮駅東口駅」。駅名の構造としては「(JRの)宇都宮駅の東口にある(宇都宮LRTの)駅」です。「…駅」ではなく「…停留所」と呼ばれる場合もあるようです(例としては前者はグーグルマップのピン、後者は「ベルモール」サイト内のアクセスマップでの呼び方)。LTRを鉄道寄りに見るかバス寄りに゙見るかだと思いますが、私個人としては電車の括りなので、ここでは「駅」で通させていただきます。

昔の宇都宮駅東口付近は空き地が広がっていたようなイメージが漠然とありますが、今は商業ビルが建ち、ライトレール線の駅も出来たので大変な賑わいになっていますね。

踏切のようだが遮断器のない歩行者通路帯

個人的にとても気になっていた、踏切のようだが遮断器のない歩行者通路帯も見てきました。撮影下手くそでよく写っていないが、接近表示器に「電車が来ます」みたいなことが書かれています(音も鳴る)。

宇都宮駅東口駅に接近するライトライン

ライトラインは駅に入るとき、遮断器なし踏切(便宜上そう呼ぶことにする)の出口すぐのところを走るため、場合によっては危険な状況も発生しそうな気はします。非常に減速しながら駅に進入しているし、形状もまるっこく車体の下に物が入りづらそうに見えるので、そこまで気にしなくてもよいのかもですが。

平日昼ながらお客さんはそこそこ多く、始発駅から乗るならともかく途中駅から座席に座るのは難しいかなという感じ。宇都宮大学陽東キャンパス駅(商業施設「ベルモール」の最寄り駅でもある)以東だとまた話が違ってくるかもしれません。

立っているとき振動は感じませんでしたが、座っているとちょっと振動を感じます。普通の電車のような「ガタンゴトン、ガタンゴトン」ではなく静かに「ゴッゴッゴッゴ……」という感じ。

じゃばら連結部分は、普通の電車だと下側は金属板で繋がれていることが多いですが、ライトラインはまる~くなっていました。私が乗った範囲では、カーブらしいカーブは宇都宮駅東口駅を出てすぐの直角部分しかありませんでしたが、専用線低速のカーブならこれでも問題ないのだろうと思います。

交差点をわたって宇都宮大学陽東キャンパス駅に向かってくるライトライン(上り)

ライトラインを正面から見ると、漠然とスズメバチのような印象も受けます。

乗ってみてわかった問題点としては、交差点信号で停車することが多いせいなのか定時運行ができておらず、遅れが発生することがしばしばあることですかね。とはいえ平日昼でも1時間に5本程度の運行があり、バスと違って遅れてるヤツ今どこ走ってんねんみたいなこともないので、今のところはそれほど気にされてはいないように思われます。1本前のライトラインに乗るくらいの気持ちで行動するとちょうどいいかもしれない。


写真を撮ったり記念撮影している人はだいぶ少なかったです。急速に市民の足として定着していきつつあり、日常の風景として特に何も感じなくなる日もそう遠くはないのでしょうね。